梅毒

梅毒

不治の病と恐れられ、性病の代名詞のようにされていた梅毒。抗生物質・ペニシリンの発見によりすっかり影を潜めていましたが、最近徐々に感染者が増えつつあるといわれています。よく知って感染の予防に努めましょう。

梅毒についてのFAQ

Q01.

病気の誕生は?

Answer

梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌に感染することで起こります。 感染してから3カ月ほどで「梅毒性バラ疹」と呼ばれる小指の先くらいの斑が全身に現れ、これが梅の花に似ていることから、梅毒という名前がつけられました。 15世紀末、コロンブス探検隊がアメリカ大陸の原住民に流行していた菌を持ち帰り、ヨーロッパ全土にまん延。その後、世界中に拡大し、日本では1512年に梅毒に関する記録が残されています。

Q02.

今も感染者はいるの?

Answer

かつて不治の病と恐れられた梅毒も、現在ではペニシリンの発見によって激減し、完治できる性病になっていますが、最近また、その感染者数は徐々に増えつつあります。あまり性器に症状が出ない「無症候性梅毒」というタイプもあるので注意が必要です。 日本では妊婦に対する梅毒検査が義務づけられていますが、その際、およそ500 人に1人の割合で梅毒がみつかっているといわれています。

Q03.

ほかにどんな症状があるの?

Answer

HPVに感染しても尖圭コンジロームを発症しなければ、男女ともにこれといった症状はありません。そのため放置されやすく、気づかずにセックスしてしまい、感染を広げてしまうケースが増えています。 HPV感染の恐いところは、将来ガンになるかもしれないということです。女性は子宮頸ガン、男性は陰茎ガンです。

Q04.

感染するとどうなるの?

Answer

症状が現れたり消えたりをくり返しながら長い時間をかけて進行します。 第一期は、感染から約3週間後。性器に直径1cmくらいのブツブツができ、ももの付け根のリンパ節が腫れ上がります。 第二期は、感染から3カ月後。全身に赤い発疹が現れ、同時に性器やわきの下、手や足の裏などにブツブツができ、髪の毛が抜けることもあります。もっとも感染力の強い時期です。 第三期は、感染から3年後。全身に硬いコブのような「結節性梅毒ゴム腫」が現れます。 10年以上たつと、脳や脊髄が侵され、正常な思考ができなくなり、痴呆や手足のマヒが起こって手の施しようがなくなります。

Q05.

検査はどうするの?

Answer

血液検査を行います。ただし、陽性反応は感染から6週間以上経過していなければ現れません。 しこりやブツブツが出ている場合には、その病変に病原菌が検出されるかを検査します。

Q06.

治療はどうするの?

Answer

ペニシリンの注射、内服治療を行いますが、早めの治療が効果的です。 一時的に症状が消えても、体のなかでは少しずつ病気は進んでいます。自覚症状などに頼らず、あぶないと思ったら検査を受けることが大切です。

Q07.

予防はどうするの?

Answer

梅毒に感染している人とのセックス、キス、ペッティングなどは避けることです。感染している人の血液に触れたり、体液のついた下着やタオルなどに触れることも厳禁です。梅毒感染者は感染を拡大しないように注意してください。

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