クリニックでの黒ずみ治療

摩擦などの刺激によって黒ずむ女性器

顔のシミやくすみは紫外線が大きな原因になりますが、「紫外線があたらない女性器がどうして黒ずんでしまうの?」と思う方も多いはず。

女性器はもともと角質層が薄く、刺激に敏感な部分。長年の摩擦などの刺激による影響や女性ホルモンのバランスによってメラニンの働きが活発になって黒ずみが生じます。また炎症などによるダメージも理由として挙げられます。

女性器はとても複雑な構造をしています。女性器のなかでも黒ずみが気になる“小陰唇”と“大陰唇”で分けて説明します。

小陰唇の黒ずみは切除も

小陰唇(しょういんしん)とは、女性器の割れ目に沿った内側にあるひだ状になっている部分。本来はピンク色をしていますが、身体の成長と共に大きくなり赤黒くなってきます。

大きさは人によって異なりますが、直立した状態で小陰唇が少しはみ出て見える程度であれば正常な大きさと言えるでしょう。ちなみに成人女性のほとんどは飛び出しており、それが1センチ以内ならば正常なのです。他人がすぐに目撃できるほど目立つほどはみ出していたり、ぶらりと垂れていたりするようであれば大きすぎると判断できるかもしれません。

小陰唇は女性器や尿道を細菌などから守る働きがありあります。だから小さいよりも大きいほうが外部から細菌などを守る最前戦としても免疫効果は高くなります。だからといって大きければ大きいほどよいというものでもなく、小陰唇が大きいと下着などに擦れて摩擦が起こり、黒ずんできます。

小陰唇が黒ずんでいると「セックス好きで回数が多い」という俗説があり、“好き者”といわれかねませんが、実際にはそのようなことはありません。赤ちゃんのときには無色の小陰唇は子どもの頃はピンク色になります。中学生あたりから大きくなりはじめ、年を重ねるごとに誰でも色素沈着により黒ずんでくるものなのです。歳なりに成長しないまま、逆に小さすぎると排尿時の方向が定まらずに尿が散乱するなどの不便が生じます。

大きいことをコンプレックスに感じる女性も多いようですが、逆にセックス時に男性器をつつみ込むので、嫌がる男性はいません。男性にとっては大歓迎の形です。ただし、小陰唇が大きくはみ出していると、スポーツをするときなどに擦れて痛みを感じるといったことがあります。さらにひどくなると、歩いたり座ったりすると下着と擦れて痛みがあるなど、日常生活に影響がでてくる場合もあります。

こうしたトラブルに対しては、小陰唇の外側を手術で切除するといった方法をとります。手術時間は20~30分程度。腫れのピークは4~5日で、シャワーは当日から使用できます。その後1カ月ぐらいで自然な状態になります。

小陰唇を縮小する手術により黒ずみも除去すると共に、摩擦による黒ずみも起こりにくくなります。

大陰唇の黒ずみにはケミカルピーリング

大陰唇(だいいんしん)は、小陰唇の外側にあるふっくらとした部分。ふっくらと柔らかい形状からも想像されるように、大陰唇はそのほとんどが脂肪からできています。また汗腺と皮脂腺がたくさんあり、汗をかきやすく、陰毛との摩擦によってかゆみや炎症が起こりやすい傾向があります。

大陰唇は他の肌と同じ色をしていますが、外部からの刺激を受けやすいのでメラニン色素の沈着により、成長するにしたがって少しずつ黒ずんでくることもあります。大陰唇の黒ずみケアを簡単にしたい場合は、ケミカルピーリングを行うのが1つの方法です。

ケミカルピーリングは酸によってメラニンを含む古い角質を剥がし、黒ずみを薄くします。たんぱく質酵素を用いた前処置を行うことで、よりピーリング剤の浸透を高めるという方法もあります。古い角質が落ちることで黒ずみがケアされるだけでなく、皮膚のザラつきをなくし、スベスベになるといった嬉しい効果もあります。

でも、大陰唇はデリケートな部分なので、ピーリング剤の濃度などについて専門医とよく相談の上、施術を行うようにしましょう。

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