おりものシートと上手に付き合う

下着を清潔に保つために

汗かきの人とそうでない人がいるように、おりものの量にも差があります。少ない人の場合にはあまり気にならないかもしれませんが、多い人にとっては一大事。ケアにとても困り、ショーツ持参で仕事に行く人も少なくはありません。おりものにもサイクルがあり、多い時期になればナプキンやシートを準備できますが、始まりのときにはまるで生理が突然やってきたかのように下着を濡らしたりするものです。しかも生理と違って最初からドッと出てくるときあり、いずれにしても下着を汚すことになってしまいます。

「突然やってきたのよ、ナプキン貸してくれる?」など、突然の生理の始まりは人にいえないもの。ひそかに悩んで生理用品を使って自己流の解決をしようとしてかえってマイナスになったりします。おりものシートやパンティライナーを常に下着につけているのにひとつの方法ですが、ムレたり不潔になるので、あまりおすすめできません。

おりものシートをつけっ放しにしないで

生理のときにナプキンでかぶれやすくなったりするように、おりものシートも同じものを長時間つけておくと、雑菌が繁殖しやすくなり、かゆみなどの原因になります。

デリケートゾーンの角質層はまぶたよりも薄く、約6層しかないため、わずかな肌ストレスにも敏感に反応してしまうのです。

おりものシートやパンティライナーは、最近、さまざまなタイプのものが出ています。オーガニックコットンを使った肌にやさしいタイプやにおいが気になる人向けに香りがついたもの、トイレに流せるもの、吸水機能を謳ったものなどです。とくに肌が敏感な場合は、オーガニックコットンのタイプを選びましょう。

1枚が何層にもなっていて、トイレに行くたびに上からはがして使えるのもあるので、おりものの出方によって種類をかえて使うと便利です。

1日2~3回は替えよう

経血と違って無色透明の水のようなおりもですから、汚れが目立たないからといって1日中同じものつけるのは、絶対にやめましょう。清潔に保っておかないと、雑菌が繁殖し、カンジタ症などの原因になる場合があります。

イレに行くごとに取り換えられれば理想的ですが、それが難しくても1日2~3回は取り換えるようにしましょう。

それでは間に合わないほど気になるならば、婦人科医に相談してみましょう。もしかしたら何か原因があるかもしれません。治療することによって少なくなれば、非常に快適で解放感で満たされます。

なかなか取り換えられない場合はガーゼなどで代用

仕事や職場によっては、そうたびたびトイレに立てないこともあります。どうしても長時間取り換えるのが難しいという場合は、ガーゼやオーガニックコットンなどの通気性のよい肌にやさしいタイプのものを使ってください。

布製のものは、繰り返し洗って使えるという利点もあるし、パンティライナーは正しく使えば、快適なもの。自分に合ったタイプを選んで、気持ちよく過ごしましょう。

日常生活の注意ポイント

りものが多いとき、においが気になるときは、外陰部がムレないように、通気性のよい衣類を身につけましょう。きつすぎる下着やパンティストッキング、ジーンズなどは、御法度。できれば、スカートのほうが楽です。おりもの自体は正常ならばにおいがありませんが、ムレルと甘酸っぱいにおいを発します。

また、ふだんから外陰部は清潔にしておきましょう。入浴時には、デリケートーン専用のボティソープや石けんを使って、外陰部や内陰部の間を指のはらでていねいに洗い、石けんの成分をよく洗い流してください。

日中は、ウオシュレットで洗い流すのもおすすめ。おりものが気になるときは、とくにこまめに利用したいものです。その場合にはぬるめのお湯でていねいに洗い、温風でかわかします。温風がセットされていないときには、専用のタオルハンカチを準備して、そっと当てて拭き取ります。ゴシゴシと洗うのはやめましょう。

また、腟の中まで洗う必要はありません。

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