受精卵の着床時を知らせる軽い出血

おりもの、着床出血

おりものは外部からの雑菌や異物などの侵入を防いでくれる働きがあるため、妊娠したことにより、からだが赤ちゃんを守ろうとして、おりものが増えます。また、着床出血は、受精卵が子宮内膜に根づくときに起こる出血です。血そのものが出るというより、おりものに血が混ざるので、気づくのが遅いと茶色いおりもののように見えます。

つわりの超初期症状ともいえます。今まで好きだった食べ物が苦手になったり、逆に苦手だった食べ物を好きになったりします。また、匂いに敏感になり、何か特定の匂いをかいだだけで吐いてしまうなどがあります。

でも、受精から着床で感じる症状には個人差があります。何も当てはまらなくても妊娠している場合もあるので、あまり神経質になる必要はありません。着床したかしていないかは、生理予定日を過ぎて1週間してから、妊娠検査薬で確かめてみましょう。

妊娠超初期症状は風邪や体調不良と似た症状

「妊娠超初期症状」に気付かず、強い薬を飲んでしまったりすると、赤ちゃんへの影響が心配になります。「体調不良だと思っていたら、実は妊娠していた!」ということがないよう、妊娠の初期症状に関する知識をおさえておきましょう。
「妊娠超初期症状」は生理前から起こります。

そんな時期があることを知らない女性も多いかもしれません。最近のお母さんは知っているかもしれませんが、昔はそんな言葉さえもなかったので、母親に聞いてもわからないかもしれません。

症状は妊娠初期症状と似ていますが、妊娠検査薬でチェックしても陰性でしかありません。したがって「風邪かも……」と思って風邪薬を飲んでしまったら、後日妊娠が発覚したというケースが実際にあります。

なぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?

それは「妊娠超初期症状」の存在を知らなかったからです。

実は、妊娠の初期症状は、妊娠検査薬で陽性が出る前に始まっている場合があります。この「妊娠検査薬で陽性が出る前に感じる体調の変化」を「妊娠超初期症状」と呼びます。もし、何らかの持病をもつ人がこの妊娠超初期症状に気付かず、いつも飲んでいる薬を飲んだりすると、薬によっては、赤ちゃんに影響が出てしまう場合があります。特に高血圧やてんかんの薬、抗がん剤、ビタミンAを含むお薬(サプリメントとしてのビタミンA、マルチビタミンに含まれるビタミンA)などは注意が必要で、妊娠中の使用時には医師の判断を仰ぐ必要があります。

妊娠超初期症状について

妊娠初期に注意すべき体調管理については、妊娠を待ち望んでいる人は十分に知っているかもしれませんが、妊娠超初期については、自覚症状が少ないだけに気づかない人が多いかもしれません。妊娠を望んでいるならば、「妊娠超初期」と「妊娠初期」に発生する症状を注意深くチェックしておきましょう。
「妊娠週」は「生理開始日」からカウントします。受精日でカウントしてもよさそうに思えますが、実は、受精日前の母胎の状態が大事で、そこを確認するために前回の生理開始日から妊娠を数えます。
「今、赤ちゃんはどれくらい育っているの?」「出産はいつ頃なの?」ということを確認する際、産婦人科では「妊娠週」という言葉を用いて、母胎がどんな状態なのかを確認します。妊娠週とは「妊娠期間」のこと。例えば「WHO(世界保健機構)」では、出産までの妊娠週を「40週(妊娠日数は280日)」と定義しており、日本でもその定義にしたがい、妊娠期間を決めています。

受精日ではないので、受精日から勘定すると、38週目(266日目)が出産予定日にあたります。

妊娠超初期症状だけで起こる「着床出血」

ちょっとまぎらわしいようですが、「排卵の準備がおこなわれる生理の時点から妊娠週を数える」ことが主流になり、妊娠週の定義は始まったそうです。

卵子は元々、女性が生まれた段階から「原始細胞」として身体の中に存在しています。その原始細胞の中の一つが、毎回の生理後に発育しはじめ、やがて排卵に至りますが、その卵子の原始細胞が発育していく時期を「卵胞期」と呼びます。

つまり、生理が始まったということは、この「卵胞期」の準備期間、しいては「排卵」の準備期間だといえます。この時期に「妊娠“超”初期症状」が起こります。

だから妊娠検査薬には反応しません。でもこの時期を注意深くチェックしていると、次回の生理予定日の前に、おりものに血が混ざることがあります。

これが「着床出血」です。着床というのは、卵子が受精した後にできる「受精卵」が子宮で母体と結びつくことですが、その着床の際に、子宮内膜から出血することがあります。その時の血の感じは、おりものに少し血の色がついたような感じが多いようです。

着床出血を注意していれば、妊娠の有無がわかるといわれています。

着床出血と生理は誤解されやすいので、以下の二つの見分け方を知っておきましょう。

1.出血量が少ない

生理の出血量とは明らかに違い、血が混ざった“おりもの”という感じです。ただし、ごくまれに出血量が多い場合もあります。

2.痛みのない出血

ほとんどの場合、生理痛のような痛みは伴いません。
着床出血があったタイミングで「妊娠検査薬」を使っても陽性にはなりません。

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