「茶色のおりもの」は出血が原因

出血が原因で変色してしまったおりもの

おりものの正常な色は透明、もしくは白色。茶色いオリモノは、出血が原因で変色してしまったおりものです。

特に、茶色く変色しているおりものには、重篤な病気が隠れている可能性もあるので、注意が必要です。

★妊娠初期にみられる着床出血

茶色いオリモノの原因のひとつは、妊娠による着床出血による色です。生理の予定日の、少し前~生理予定日に茶色いオリモノがみられる可能性が高く、1 ~3 日程度で止まります。

通常の妊娠の場合は、着床出血がないのが普通です。つまり、出血があるということは、よい傾向ではないので注意が必要です。

1 ~2 週間様子をみて、生理がこないようだと妊娠の可能性があります。早めに産婦人科を受診しましょう。

★子宮体がんの可能性

茶色いオリモノの危険な原因のひとつに、子宮体がんの可能性があります。子宮内膜にがん細胞ができる病気です。

原因としては「ホルモンバランスの悪化」「月経不順」「肥満」などがあげられます。子宮体がんに、初期症状はほとんどありません。そして、進行していくにつれて、さまざまな自覚症状がでてきます。

【早期発見のために気をつける症状】
1.不正出血や、茶色いオリモノがでる
2.排尿時に違和感がある。もしくは痛みや、排尿困難がある
3.下腹部に日頃から痛みがある。腰痛持ちである。
4.性交渉中の痛み

特に不正出血や、茶色いオリモノが続いている場合は、進行している危険があります。手遅れになる前に、できるだけ早く病院へ受診しましょう。

子宮体がんは、近年増えている子宮がんの一種です。病院でも検査で、初期の段階で発見できます。定期的な検査で早期発見を心がけましょう。

★子宮頸がんの可能性

茶色いオリモノの最も危険な原因が、子宮頸がんです。子宮がんのうちの80以上が子宮頸がんだと言われています。初期症状は特に無く見つけにくい病気です。

このがんは原因がウイルスであるとはっきりしており、予防ワクチンも開発されています。子宮の全摘出になるリスクもあるので早期発見が重要です。

【早期発見の為に気をつける症状】
1.不正出血やオリモノの増加、茶色いオリモノや黒褐色のものが続く
2.排尿に違和感がある。もしくは痛みや、排尿困難がある
3.下腹部に痛みや違和感。腰痛がある
4.交渉中が終わった後に出血がある

子宮頸がんも出血や茶色いオリモノの症状が収まらない場合は、ガンが進行している可能性があります。早い受診をオススメします。

性交渉をしたことのある女性の80%が、一度は接触したことのあるウイルスです。膣内環境を正常に保つことでしっかり予防しましょう。

★子宮頸管ポリープの可能性

子宮頚管ポリープは、ガンに比べて深刻な病気ではありません。喉や胃にできるポリープと同様で、粘膜が増えて過ぎてしまってできます。

大きさも2 ミリ程度~1 センチぐらいと、人によって様々です。自覚症状がとても少なく、ほとんどの人が気付きません。がんのような悪性腫瘍になる可能性は非常に少ないですが、早く見つけることで、リスクを軽減しましょう。

【早期発見の為に気をつける症状】
1.激しい運動後や、性交渉の後に不正出血がある
2.茶色いオリモノや、血交じりのオリモノがでる

子宮頚ポリープは、とても柔らかいので、激しい動きをすると出血する可能性があります。深刻な症状がでることは稀ですが、妊娠している人は注意が必要です。

ごく稀に、ポリープが炎症を起こし早産をする可能性があります。妊娠後のポリープの発見は切除のタイミングが難しくなります。妊娠前にポリープの検査の実施をおすすめします。

つまり、茶色いオリモノは体の不調のサインです。自己判断はとても危険です。最悪の場合、病気を進行させてしまい、手遅れになる可能性もあります。

必ず、産婦人科で受診しましょう。恥ずかしくて受診を躊躇ってしまう女性も多いので、手遅れになる前に、家族が悲しむことなるに前に、勇気を出して受診しましょう。女性がやっている産婦人科なら、恥ずかしさも少なくて済みます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加