おりものの色とにおいで知るからだのサイン

正常なおりものの色は?

おりものの色はふつう透明か乳白色です。ただ、おりものには腟の粘膜からはがれた細胞などいろいろなものが混じっているので、少しクリーム色をしていることもあります。また、透明か乳白色のおりものでも、下着について乾いてしまうと黄色に変わります。おりものの色を知るためには、トイレに行ったときに、トイレットペーパーについたおりものをチェックする習慣をつけましょう。ただし、かなり症状がひどくならないとペーパーでの確認は難しいものです。

こんな色やにおいは要注意!

おりものの量ばかりでなく、においに注意してください。下着についたおりものが気になるときには、においをかいでください。

痰のように黄色いおりもの、茶色のおりもの、明らかにピンク色のおりものなどがでたら、子宮や腟の病気、性感染症(STD)などのおそれがあります。とくに、変なにおいがしたり、外陰部のかゆみや痛みをともなう場合は、その可能性が高くなります。早めに婦人科の診察を受けるようにしましょう。

生理前は臭いがやや強くなるのが普通です。年代で見てみると、20代の頃はおりものの臭いはそれほど強くありませんが、体の新陳代謝が衰え始める30代は臭いがキツくなる傾向にあります。

異常なおりものと、正常なおりものの量の見分け方

いつもより、おりものの量が多く、すぐに下着を汚してしまう……。「コレっておりものの異常なのかな?」と、悩んでしまうこと、ありませんか?

デリケートな部分だし、人に聞くのもちょっと恥ずかしい……かといって、このまま無視することもできないし……。

そんなことがないよう、急にあわてたり悩んだりしないためには、まずは日頃の自分のパターンをよく知ることが大事です。また、病気やトラブルにもすぐに対応できるように「おりものが正常であるか、異常なのか」を見分けられるようにしたいものです。

普通のおりもの、異常なおりもの、危険なおりもの

★普通のおりもの

・チェックの画像とくに異常ではない場合
・半透明~白っぽい色で、トロ~ンとしたタマゴの白身のよう
・トロ~ンとしたおりものに少し血が混じる
・少し甘酸っぱい臭いがある
・下着につくと黄色っぽくなる
・セックスの後など、一時的に量が増える

腟のなかは酸性なので、甘酸っぱいニオイがするのは普通です。個人差はありますが、あまり気にすることはありません。また排卵期には、ドロッと粘り気のあるオリモノや少し血が混じる場合もありますが、これは排卵期特有のものですので、特に心配なものではありません。セックスの後などは、性的興奮によって分泌物が多くなったり、腟の自浄作用が一時的に強まり、おりものの量が増えてたくさん出ることもあります。

★危険なおりもの、心配なおりもの

・おりものの中に血液が混ざる(不正出血)
・生理用ナプキンが必要なほどおりものが多い
・白くてヨーグルトや、カッテージチーズのようにポロポロしている
・くすんだ黄緑色の膿のようおりものが出る
・魚の腐ったようなツンとしたキツイ臭い、悪臭や腐敗臭を感じる
・強い痒みや痛みがある

洗い方や日頃のケア不足などでかゆみが発生することもありますが、ひどいかゆみや痛みなどは、危険信号の場合が多いようです。
おりもの以外の症状がある場合は、自己判断で様子見をせず、きちんと受診するようにしましょう。

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