量が多く、においもきつくなる生理前のおりもの

生理前に増えるおりもの

おりものは月経終了後から次第に増えて、排卵期にはゼリー状になって量も多くなります。生理前はPMS(月経前症候群) の症状が出ることも多く、イライラしたり、お腹が痛くなったりと、精神的にも身体的にも不調を感じる人も多いのではないでしょうか。

おりもそんなときのおりものは、いつもよりも不快なものに感じられるかもしれません。生理前のおりものは生理が近づくにつれ、量が増え、血が混じったり、臭いがきつくなることがあります。

簡単に不快感を解消

いったん出てしまったらがまんするしかないので、生理前になったら、あらかじめ準備しておいてもよいかもしれません。不意のおりものにはパンティライナーやおりものシートを使うと安心なので、バッグのなかに入れておきましょう。下着は、通常から通気性のよいコットンやシルクなどの素材のものを身につける習慣をつけましょう。

香りつきのパンティライナーもあり、おりものの臭いを抑えるのにも効果を発揮してくれます。パンティライナーはこまめに換えて、雑菌が増えるのを防ぎましょう。

また、量が多いときは、蒸れると雑菌が繁殖しやすくなるので、締め付けのきつい下着やジーンズなどははかないほうが無難。もしお出かけのときのオシャレでぴったりサイズを着用している場合には、二次会などのお誘いを断って帰宅し、早々にデリケートゾーンを開放してやってください。

下着におりものがつくのは嫌なものです。自分だけ抱え込んでいる悩みで、周囲の人にはわかりませんが、ひどく不愉快になるもの。周囲が盛り上がっているときに一人だけ不機嫌な顔をしている女性がいたら、もしかしたらおりもののせいかもしれません。

生理前のデリケートゾーンのケア

洗うときはボディソープや石鹸などは使わずに、ぬるま湯かデリケートゾーン専用のソープを使います。

殺菌作用が強すぎるものを使うと、デリケートゾーンを守る善玉菌の働きが弱まってしまい、かぶれやかゆみなどの原因になります。また、ゴシゴシこするように洗うと、黒ずみなどのトラブルが起こりやすくなるので注意しましょう。

専用ソープを使う場合は、よく泡立てて、前から後ろに向かって洗います。

外出先で量が気になるといったときには、とりあえずウォッシュレットを使い、洗い流して温風乾燥しておきます。温度に注意し、熱すぎないようにします。

ストレスなどで免疫力が落ちているときは、とくにお肌が敏感になりがち。お手入れを工夫し、生理前の不快感やかぶれなどの肌トラブルを予防しましょう。

おりものの分泌量は個人差が大きい

他の人と比べられないので、量が多いのでは? においがきついのでは? と気にする人も少なくないようです。でも、おりものは個人差が大きいもので、多い人では排卵のころになると流れるように出たり、下着がぬれるほどの人もいますが、女性ホルモンがしっかり出ているあかしなので心配はいりません。

一方、少ない人は、女性ホルモンの卵胞ホルモンが少ない場合も考えられますが、月経が順調であれば、あまり心配しなくてかまいません。また、カラダの抵抗力が落ちて、デリケートゾーンが炎症を起こしているときも、一時的におりものが増減することがあります。休養をとり、からだを休めて、デリケートゾーンのお手入れを考えましょう。

月経周期でおりものが変化する

黄体期になると、おりものの量は少なくなっていき、色も白っぽくなってきます。

月経前は、再びおりもの量が増える時期。臭いが強くなることもあり、粘液に少量の血が混じることがあります。月経直後はしばらく血液が残って褐色のおりものが出ることがありますが、その後、量が減ってさらっとした状態になります。

もし、おりものに何か異常を感じたら、それはストレスなどでホルモンバランスがくずれていたり、病気のサインかもしれません。早めにケアして、健康なリズムを取り戻しましょう。

おりものの量は年齢によって変化する

おりものは、女性ホルモンの分泌に応じて変化していくので、年齢によっても量が変わっていきます。そのほか、妊娠中も卵胞ホルモンの分泌が増えるため、おりものの量が多くなることもあります。

おりものは初経~10歳代で初経が始まるころから徐々に増えはじめます。女性ホルモンの分泌が不安定な時期のため、増えたり減ったりすることがあります。20歳代~閉経 20 ~30歳代は、女性ホルモンの分泌がピークを迎えてもっとも多い量になり、以後はほぼ安定した量になってきます。やがて、女性ホルモンの分泌が減少するとともに、おりものの量も減っていきます。閉経後2 ~3 年になると、卵胞ホルモンがほとんど分泌されなくなり、おりものも出なくなって乾いてきます。

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