生理中のにおい対策

清潔さを求めてこまめにナプキンを交換

経血はほとんど無臭に近いのですが、血液に含まれる酵素や細菌の繁殖によってにおいが発生します。酵素が空気に触れて、血液を分解し始めるのに約15分かかり、その後、3 時間経つと細菌が繁殖して臭いを発生させるそうです。

だからナプキンは長時間使用せず、1~3 時間に1回は取り換えることが大事。

最近は吸収性のよいナプキンが多いこともあり、安心して長時間ナプキンを使い続けてしまうケースが増えているようですが、これがかえって、ムレを増長ざせ、雑菌が繁殖することによって臭いの原因となってしまうようです。

臭いを防ぐにはコマメにナプキンを取り替え清潔に保つことが何より肝心。また、ビデで洗浄するのも効果的です。

通気性の良い下着を身につける

ムレは臭いの大敵! ナプキンばかりでなく、汗を吸収する通気性のよい下着やストッキングをつけるもの気になる臭いを予防するのに効果的です。

また、ガードルやスパッツ、タイトなパンツやジーンズなどを着用していると、下半身を締めつけるのでショーツ内の湿度が高くなります。生理中はモレやナプキンの浮きを防ごうと、このようなピッタリしたボトムを身につけている人も多いようですが、ムレを防ぐにはある程度ゆとりのある、通気性のよいボトムを選んだほうが安全です。

経血が残らないようにお手入れを

市販のナプキンは石油で出来ているものが多いので、肌の弱い方はどうしてもかぶれてしまいます。そんな方は布ナプキンのほうが肌にやさしいもの。通気性もよく、ムレ防止&かぶれ防止になって臭い対策にもなり、経済的にもお得です。

また、アンダーヘアが経血で濡れた状態が続くことで臭いが発生しやすくなる可能性があるので、日常的にアンダーヘアをお手入れし、衛生的にすることも臭い対策になります。さらに、入浴時には刺激の少ない石鹸で洗って、いつも清潔に。出血量の多い日や、活動量の多い日には、タンポンを使うのもよいでしょう。

じつはまわりに臭っているかも!? イヤ~な生理の臭い対策

排出されたばかりの経血、実は無臭。生理時の経血は大量の血液のように見えますが、通常の場合、血液は全体の10分の1程度。他に含まれているのは子宮内膜、粘液、膣や子宮からの分泌物、酵素などがほとんどです。血液が混じっているために赤く見えているだけ。

でもからだから排出されて空気に触れた瞬間から酸化が始まり、細菌が少しずつ繁殖し分泌された酵素が血液を分解し臭いのもとを発生させます。

最近は、ムレないナプキンが主流になって長時間つけていてもサラッとして気にならなくなりました。これが結果的にナプキンを交換する回数を減らし、細菌がどんどん繁殖させることになり、臭いの原因になっている場合があるようです。

そんな現在生理市場を鑑みて、どう生理用品と付き合うかを考えてみましょう。

①まずは、ナプキンをこまめに取り換える

生理中はこまめにトイレに行ってナプキンを交換するのが理想的。1~3時間に1度は新しいものと交換しましょう。アンダーヘアに付着した経血がそのままだと、いつまでも陰部で細菌繁殖の原因になります。そのため、アンダーヘアについた経血もティッシュできれいにふきとりましょう。トイレに備え付けの洗浄機能(ビデ)を使って清潔にするのも効果的です。

また、アンダーヘアそのものを短めにするなどお手入れするのも効果がありますが、皮膚トラブルを招く危険があるので自己処理の際には注意が必要です。

タンポンを使用するのも臭い対策には効果的。空気に触れる前に体内で吸収してしまうので、臭いの発生原因が少なくなります。

また、市販の紙ナプキンから布ナプキンに替えることで、臭いやムレが気にならなくなったという人もいるようです。紙ナプキンの多くは化学合成された科学繊維製品なので、敏感肌の人はかぶれやすく皮膚のトラブルの原因になることがあり注意が必要。布ナプキンは肌にやさしいコットン製で、最近ではすぐれものの布ナプキンが多く販売されているので、後始末もひと工夫するだけでOK。経済的で安全で、慣れてしまうと心地よさから「もう紙ナプキンには戻れない!」という人も多いようです。

②お風呂で膣を洗い過ぎない

生理中はもちろん、普段から血液の汚れや臭いが気になるからと、必要以上に石けんなどで外陰部をゴシゴシ洗い過ぎることはやめましょう。

膣には、もともと自浄作用(自然と細菌を繁殖させないようにするチカラ)があります。洗い過ぎることでその作用を起こしている菌をこすり落とし、逆に雑菌が入りやすくなって炎症を起こしやすくなることがあります。

③ナプキンのズレ防止のファッションを避けて

生理中に体を締め付けるガードルやジーンズなどをはいてしまうことはありませんか?でもこれでは、通気性は悪くなるばかり。ピッタリ下着やジーンズは避けてください。細菌が大好きな高温多湿の環境を作ってしまいます。通気性の良い下着やほどよくゆとりのあるボトムを選んで、通気性を良くしましょう。

④あまりに強烈な臭いがする場合は病気のサイン

こまめにナプキンを取り換えても、すぐに臭いが気になってしまう場合は、細菌性膣炎など婦人科系の病気である場合があります。椅子に座っていて脚を組み替えた時に臭う、トイレを使用した後しばらく臭いが残っているなどの経験はありませんか? あまり臭うようなら、細菌性膣炎やカンジタ膣炎、子宮内膜炎、子宮頸がんなどの疑いも考えられますので、一度婦人科を受診しましょう。

経血の臭いだけでなく、おりものの臭いや量が増えたり色が変わっている場合もあるので受診の目安にしてください。

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