トラブルの元? 陰部の自己処理の注意点

デリケートゾーンを脱毛する理由

アフリカには陰部を「汚い場所」「純潔を保つ」「習慣的に」を理由にして少女のときに切除してしまう習慣がある国があります。1億以上もの多くの女性がその犠牲になってきたとか。もし陰部が汚いものならば、アンダーヘアも汚いものであり、卑猥なものに違いありません。だから、Vゾーンの処理は、日本でもかなり昔から身だしなみとして行われていました。

でも、現在の脱毛とは違い、昔はカミソリで剃ったり、不要な毛を抜いたりして、自分なりの工夫をしていました。ただし、デリケートゾーンを脱毛となると、そう簡単に自分ではできそうにもありません。どのような方法があるかを知っておきましょう。

段階的に分類すると、一般的には「自宅用脱毛器」⇒エステの脱毛⇒医療機関とエスカレートするようです。

自宅のムダ毛処理ではカミソリで剃ったり、毛抜きで引き抜いたりします。でもまた生えてきます。アメリカの調査によると、頭頂部は129日、わきの下は123日、陰毛は121日、まゆ毛は64日。わきの下毛は3日で約1ミリ伸びます。しかも、表面に出ている毛は、皮膚の下に隠れているものを含む総数の3分の1ほど。抜いてもパラパラと皮膚の下の「予備軍」が生えてくるので、ツルツルでいるためには2、3日おきに処理を繰り返さなければなりません。

脱毛アイテムはたくさんあるが……

薬局をのぞくと、除毛クリーム、除毛ムース、脱色剤、脱毛テープ、脱毛ワックス……など、脱毛アイテムはたくさんあります。選ぶのに困ってしまうのが実情。どうやら除毛、脱毛のたぐいは、大きく分けて、毛の色を変える脱色剤、毛を切る除毛剤、抜き取る脱毛剤の3タイプがあるようです。脱色剤は黒い色素メラニンを分解し、茶色や金色に変えて目立たなくするもの。除毛剤は化学的に毛のたんぱく質を切断します。脱毛剤はテープやゼリー、ワックスを密着させてからベリッと引きはがします。対象面積の広い手足には脱色剤や脱毛テープ、カーブを描くわきには除毛クリーム、などの使い分けが必要。脱毛剤はおよそ3週間、脱色剤は2週間、除毛剤は1週間が目安だとか。

自宅脱毛には後遺症がある

誰にもみられずにお手入れできる自宅脱毛は便利なものですが、後遺症も考えておかねばなりません。除毛クリームを足に塗ったらかゆくなってしみが残った、脱毛テープを腕に張ったら赤くはれた、入浴時にこすったらただれた、などの苦情が国民生活センターに寄せられているといいます。

除毛クリームは皮膚のたんぱく質にも影響し、長時間塗ったままにしていると皮膚炎をおこすこともあります。

脱毛テープなどは、毛の生える方向と逆の方向に引っぱって抜きとりますが、その際、真皮のなかで毛根を包む毛包(もうほう)にダメージを与える可能性もあります。そこに病原菌や刺激物が侵入すると、毛穴が赤くはれ上がり、毛包炎になることさえも。炎症が繰り返されると、毛包が変形し、色素が沈着することもあります。

どの処理剤を使うにしても、少なからず皮膚に影響があるので、使用時間や体調など、使用上の注意をよく守ることが重要になってきます。

できることなら、きちんと医療機関で行いましょう。アンダーヘアを永久脱毛するメリットには、美容上でのことはもちろん、自分の性器をあまりみることがなかった女性では隠れていた部分があらわになると、お手入れしようという意欲もわくし、生理中の不快感も軽減されます。

体のなかで無駄なものなどないのだから、アンダーヘアもあって当然、と考える女性も多いでしょうが、ハイレグの水着を着るためにだけ脱毛をした女性でも、その解放感と快適さにリピートする人が多いのだとか。

女性の意識を変えるほどの脱毛だとしたら、いい加減に自分でやるよりも、専門家にお願いしたほうが当然、仕上がりには格差があります。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加