デリケートゾーンの正しい保湿方法

角質層が薄く、乾燥しやすいデリケートゾーン

デリケートゾーンはもともと湿っていることの多い部位ですが、乾燥肌や敏感肌の場合は十分に潤っていないこともあります。顔の皮膚よりも薄く入り組んだ形になっているので、それだけ水分を保持する力が弱くなります。角質層の細胞のひとつひとつがふっくらと潤っていれば外部からの刺激を受けにくいのですが、乾燥すると角質層が乱れて刺激物質が通りやすくなり、肌は敏感に反応してしまいます。

最近はクリニックなどでアンダーヘアの脱毛をする女性が増えてきていますが、脱毛後は保湿ケアが重要なため、必ず保湿クリームを処方されます。自宅で脱毛や除毛をする際にも、お手入れ後は肌が敏感になっているため、特に保湿が重要です

ワセリンや専用保湿剤でケア

保湿をする前に、まずきちんとデリケートゾーンを洗って清潔な状態にします。洗う際は弱アルカリ性の石けん、もしくは弱酸性のデリケートゾーン専用ソープを使います。非常に敏感な部分なので、ボディ用の石けんでは刺激が強すぎる心配があるほか、本来必要な常在菌(デリケートゾーンを健康に保つために必要な善い菌)まで洗いすぎてしまう可能性があります。指の腹を使ってやさしく洗い、石けん成分が残らないように、よくすすぎましょう。

特に保湿を心がけたいのは、加齢によって乾燥しやすくなっている方や乾燥しやすい方です。例えば顔が乾燥しやすい方は、他の部分も同様に乾きがちです。また、強い紫外線を浴びた後や脱毛後の肌は非常にデリケートになっているので、きちんと保湿して、潤いで肌を守ってあげましょう。

皮膚科では、脱毛後のケアにワセリンを使って保護することがあります。ワセリンは赤ちゃんから大人まで使え、身体のさまざまな部位の乾燥対策に使えるので、ひとつ持っていると便利です

デリケートゾーン用クリームの使用も一手

乾燥肌や敏感肌だと下着のこすれやアンダーヘア、汚れの中に潜む雑菌などの刺激を受けやすく、陰部が炎症を起こし、黒ずみやすくなってしまいます。

とてもムレやすい場所でもあるので、化粧水や美容液など水分の多いスキンケアでは湿気を助長してしまうこともあります。陰部の保湿をしたい場合には油分を含んだデリケートゾーン用クリームなどでケアしてもよいでしょう。ただし、クリームは高い保湿効果を期待できますが、陰部が汚れやすくなるのが難点。特に陰部がムレた場合には、クリームの成分が古くなって雑菌が繁殖しやすくなることも考えられます。クリームを使ったら、入浴時に古いクリームの汚れをきれいに洗い落とすことを忘れずに。風呂上りに改めて新しいものを塗り直すようにしましょう

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