女性のお大事、アソコの悩み、誰に聞く?

親にも姉妹にも親友にだってなかなか聞けない“アソコ”の悩み。大体、呼び名にすら迷うから、“アソコ”なんて言い回しになってしまいます。産婦人科に行っても、何と切り出してよいのやら誰でも迷うのではないでしょうか。

実際、アソコというくらいに遠い存在でもあるのかもしれません。でも、そのアソコが女性の一生を演出するもっとも大事な器官なのですから、もっとも真面目に、仲良く、しっかりとつきあいましょう。アソコも顔も全部同じ自分のもの。個性のある自分だけのものなのです。

毎日下着を取りかえる若い女性は少ない?

顔は毎日洗います。洗うたびに洗顔クリームをつけたり、美容液をつけたりつけたりと丹念にお手入れします。ちょっとシミでも見付けたならば、それこそ目を見開いて必死に手入れしませんか。でも、アソコはどうでしょうか。

この1カ月の間に鏡で見てみた人はどのくらいいるかな~。1カ月どころか、1年も見てない人だって少なくありません。いえ、みたことないなんている人も……。でも、見ないにしてもさすがに毎日洗うでしょう……といいたいところですが、最近の若い娘は下着を取り替えずにナプキンに頼っているのだとか。

勝負下着にナプキンを着けておけば、いざという時がいつやってきても、堂々と勝負できますものね。現代女性の知恵かもしれません。でも、そんなことをしていたら雑菌が繁殖して、嫌な臭いを放ったり、かゆみの原因にもなります。雑菌の例としては、カンジタ菌や大腸菌、ブドウ球菌などが挙げられます。臭いやかゆみに悩んでいる女性は実は多いのですが、洗い方を見直すだけでそんな悩みがすっかり解消してしまった、ということも往々にしてあります。

アソコはよごれやすい構造になっている

男性は平然と自分のアソコを「息子」というのに、女性はどうして「ムスメ」といわないのでしょね。何となく隠微な感じがするのかもしれません。

アソコは複雑に入り組んだ構造ゆえ、おりものなどの分泌物がこびりついた「恥垢(ちこう)」と呼ばれる垢、尿、それにときにはトイレットペーパーやナプキンなどがこびりついていたり等、ひどく汚れやすい構造になっています。さらに大陰唇にはアポクリン腺という汗腺も多く分布しているため、わきと同様で放っておくとどうしても臭ってしまいがち。“スソワキガ”という別名もあるくらいだから、体臭のような悪臭になりかねません。

そこで、「ケアは今まで何となく適当に済ませてきた」という方は、是非一度、手鏡などで自分の局部をよく見てみてください。お風呂に入る前と、お風呂に入って洗ったあとにもう一度。どこにどれだけ汚れがたまっているか、十分に洗えているか一目瞭然だと思います。

アソコの構造を正しく知ろう

いかに鏡を使ったとしても、どんな形をしているのか、どんな色をしているのか、正しく知っている人は少ないにちがいありません。

今、鏡に映っている自分のアソコは、あくまでも今の自分のものであり、それが正しいものとはいえないからです。イラストと見比べてみましょう。イラストは女性の外陰部を真正面から描いたものです。これと自分のアソコを比べると、理解できると思います。どこで尿を排泄するのか、どこでセックスするのか、どこで感じるのかなど、素晴らしいメカニズムをもったそれぞれも部位、機能、形状を知って、より充実したラブライフを過ごしましょう

クリトリス

小陰唇につながっており、尿道口よりも前方付近にあります。女性のもっとも敏感な部分で、男性のペニスに似た構造をもち、性的に興奮すると充血して勃起します。それだけにひどく複雑だし、感じやすく洗いにくいので、やさしく、ていねいに洗います。

尿道口

尿は膀胱から体外に排泄されるときには尿道という管を通ります。その管の最終地点が尿道口。出口です。女性は尿道が短く、膣の前上部に位置しています。この位置には個人差があり、形にも個人差があります。自分の尿道口がどこにあるのか、正しく把握しておいてください。洗うときにはピンポイントで間違いなく、形にそって洗います。

膣口

女性の生殖器。男性陰茎を受け入れる大事な部分です。膣口から少し奥に入ったところにヒダがあり、これが処女膜です。大きさには個人差があります。

小陰唇

大陰唇の内側にあるデリケートな皮膚で、2列のヒダ状になっています。色や形は人それぞれで、ここの色、形で悩む女性が多いものです。しかし、たいていは悩むほどの異形は少ないので、とにかく健康である今の自分自身の形、色をしっかり覚えておきましょう。

大陰唇

小陰唇の外側に存在し、小陰唇を左右からそっと包み込むふっくらとした厚みのある皮膚です。役割はその内側にある尿道口、膣口を保護します。大きさや色には個人差があり、それが個性ともなっているので、単一ではありません。

会陰

恥骨の結合部分(外陰部)から尾骨(肛門)までの間をさします。膣口から肛門部分のまでの間で、出産時にこの部分を切開して赤ちゃんを楽に取り出すようにすることもあります。

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