月に1回の「ブルーな日」を快適に過ごす

「ブルーディ」……こう呼ばれる生理期間を楽しくおしゃれに過ごしたいと考える女性が増えています。これまで機能性重視だったサニタリー(生理用)ショーツは色柄も豊富に進化。でも一方では「ナプキンかぶれ」を訴える女性は多いといいます。銀座の下着専門店では、通路沿いの目立つ場所などで複数のブランドの生理用ショーツが展開されています。派手なしま模様や水玉柄のショーツをハンガーに掛けてディスプレー。薄手で股上が浅いものも多く、腰ではくタイプのパンツにも合わせられるという便利なものもあります。下着メーカー最大手では、フリルをふんだんにあしらったり、クロッチ(股)以外ほぼ総レースのものなど、およそ従来の生理用ショーツとは異なる商品も売り出しています。店頭のサニタリーコーナーは一見、通常のショーツ売り場とほとんど遜色がありません。手に取って始めて「生理用だったの?」と驚く人も多々。

「生理中はブラジャーとおそろいでコーディネートできる下着がない」……そんな若い女性の声を受け、2年ほど前から色柄を豊富にしたところ、売り上げは120%に伸びたそう。1番人気のカラフルなショーツは「月に100枚売れたらヒット」という生理用ショーツの常識をくつがえし、月1000枚以上も売れているそうです。今やデザインは年間100種類以上。クロッチ内側の布にもプリントを施すなど、見えない部分でも女心をくすぐります。現在は、ブラジャーの7割にセットの生理用ショーツを用意しているそうです。

そこには、ナプキンが年々薄く、漏れにくくなり、ナプキンを気にしないおしゃれが可能になったという側面があるのかもしれません。人目にまず触れない生理用ショーツ。でも、若い女性にとっては華やかな下着を着けることで憂鬱な気分を変えようという、自己表現の一つなのかもしれません。

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